店長日記
オリジナルパーツ「AIRBLANK(エアブランク)」開発中の巻
ORI‐RCではワルケラ、ハイスカイ製品ご愛用の方々が安心してフライトを楽しんで戴けるよう、整備・修理はもとより交換パーツを潤沢に取り揃えております。また、よりハイレベルなフライトを楽しんでいただけるようオリジナルパーツの開発にも余念がありません。そんな弊社開発現場でスタッフのAとBがこんなやりとりを…。
A:「暖かくなってきましたので野外でワルケラV450を飛ばすのが楽しい季節になりましたね!」
B:「そうだね、安全な場所で思い切り飛ばすのは楽しいよね」
A:「でも、風があると思うような操作ができない事があります。もっと直感的に操作できないかなぁ…って思う時があります」
B:「おぉ、フライトに対してイメージを持ってるんだね。意のままにフライトさせられることはラジコンヘリのファンにとっては嬉しい事なんだけど、そういうことを言えるほど腕を上げたんだなぁ」
A:「いえいえ、実は自分の技術の未熟さもあって、今ひとつ操作に自信がないんですよね…。そういえば、操作性をアップさせるためのパーツを開発中だったって話がありましたが、それってどうなっているんですか?」
B:「え、そんな事知らなかったのかい! ORI‐RCではオリジナルのテールブームを開発中なんだよ」
A:「えぇ、テールブームですか??」
B:「なんだか不服そうじゃないか」
A:「操作性と言えばパワーが第一じゃないんですか? パワーといえばモーターじゃないですか??」
B:「おいおい、ラジコンヘリってそんな単純なものじゃないぞ。パワーさえあればいいってもんじゃない。ちゃんと機体全体のバランスが取れてこそ操作性がアップするんだよ。そのキーになるのひとつのパーツがテールブームなんだ!」
A:「テールブームって操作性に関係するのですか?」
B:「もちろんだよ。ヘリの進行方向を決める際、舵となるテールローターが正確に力を伝達しなきゃね。そのとき機体本体から伸びるテールブームがしなっちゃうとレスポンスが悪くなるんだ」
A:「しなると、時間差が出るということですね」
B:「そうだね。操作にタイムラグが発生する。だから、なるべくテールブームはしならないしっかりしたものが欲しいよね」
A:「でも、強度を増せば重くなって、操作性に影響が出るのでは?」
B:「そこだよね問題は。それを解消するにはやはり素材からの見直しが必要になってくる。軽く強い素材…ほら、我が社がラジコンヘリを取り扱う前から扱っている商品にそのヒントが有るよ」
A:「え、なんですか??」
B:「カーボンだよ。釣り竿に使っているカーボン素材だね。それを使えば軽く強靭なテールブームが作れるのさ。ほらこの通り(現物を取り出すB)」
A:「えええー!こ、コレですか!」
B:「どうだい! カーボン特有の軽さと強さを兼ね備えたうえに、クロス模様まで入ったテールブームだよ」
A:「えらく軽いじゃないですか!しかもクロス織り模様があってカッコいい!」
B:「そうそう。ノーマルパーツのおよそ半分の重量でありながら十分な強度があるんだ。何より軽いということで慣性が働かないので操作性にプラスに働くしね!」
A:「じゃぁ、私のV450もコレに変えれば思いのままってことですか!?」
B:「さぁ、それはどうだか(笑)。結局はフライヤーの技量次第だけどね。でも、違いは感じ取れると思うよ」
A:「では、商品が出来上がってきたら早速取り替えなきゃ!」
B:「そうだね。そのあとじっくりキミのフライトを見せてもらうよ」
A:「まかせてください~~!」
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彼らが話題にしていたのはコレ!
ORI‐RCの母体である遠里株式会社が「AIRBLANK」ブランドでリリースするニューラインナップ。遠里株式会社が持つ釣り竿製造技術を駆使して作られたカーボン素材のテールブームが第一弾のリリースとなります。
クロス織りカーボンパターンがクールなイメージを醸し出す仕上げだけはでなく、ノーマルパーツよりもおよそ半減した重量であるのにもかかわらず剛性をアップしているのでリニアな操作感が期待できます。
ラインナップは三種。
■ワルケラV450
■汎用タイプ
■ブランク(素材)
「AIRBLANK」シリーズ、カーボン製テールブームは近日発売予定!乞うご期待!
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